「新世界創造記・後編」全曲解説 text by WEAVER

「新世界創造記・後編」

2010.9.29 Release

<初回盤>AZCS-1009 ¥1,680(tax in)
<通常盤>AZCS-1010 ¥1,680(tax in)

【初回プレス分特典】
◎Bonus Track:「僕らの永遠~何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから~(AcousticVersion)」
◎豪華アートジャケットパッケージ仕様
◎「新世界創造記・前編」杉本雄治ピアノ独奏曲集(全7曲収録)

1.愛のカタチ(作曲 奥野翔太 / 作詞 河邉徹)

この曲は新しい冒険や物語が始まっていくようなイメージを持ちながら作りました。インディーズの頃に一度音源にしたのですが、今回アルバムを制作するにあたって亀田さんとも相談する中で、メンバーの技術やアレンジの幅も拡がった今のWEAVERとしてもう一度音源にしたい!と考え、今回リテイクしてアルバムにいれました。初めて僕が作曲した曲だということもあり、初期衝動のようながむしゃらな力強さを持った、後編のオープニングにふさわしい曲だと思ってもらえたらうれしいです。
(奥野翔太)

今回、アルバムに収録するに辺り、以前にあった歌詞を元にして少し書き直しました。
歌詞の世界観は変わってないのですが、メロディの上でもっと伝わる言葉とはどんなものだろうと考え直しました。愛なんかは特にそうなんですが、自分の気持ちを言葉などではない、そのままのカタチで体から取り出して、相手に見せることができたならどんなに便利だろうと僕は思います。そのカタチを探し出すという強い気持ちを、メロディに乗せていきました。
(河邉徹)

2.新世界(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

今回アルバムを作るにあたりインディーズの頃からあった曲も見直す機会があったのですが、この曲は特に今のWEAVERとしてアレンジし直すと良くなるのではないかと思い3人で練ってみました。
元はメロディもサウンドも情景を映し出す要素が大きかったのですがメロディを感情的にすることで広大な情景とその中で抱く主人公の気持ちの両方をしっかり伝えられる曲になったと思います。
(杉本雄治)

この曲も、今回リテイクした曲です。以前のものとは一部メロディも変わったので、元の世界観を残しつつ歌詞を書き直しました。喜んだり悲しんだり息をしたり、全てが必然のようにうまく集まっている世界の中で、ただ生きるということの美しさを書こうと思いました。
(河邉徹)

3.最終バス(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

少し懐かしい感じ、哀愁感を感じられる曲をイメージして作りました。
これはギターを中心に作った曲なのですが今回ピアノでアレンジすることによって泥臭さがなくなりWEAVERらしいポップな曲になりました。
(杉本雄治)

言葉で景色を広げていくのが大好きなので、書いていてとても楽しかったです。メロディが広げてくれた少し懐かしい景色を言葉にしていきました。
(河邉徹)

4.旅立ちの唄(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

今まで自分たちを支えてくれた人への愛の唄。
今回上京する時に改めてたくさんの人の愛情を感じ、今音楽できている感謝の気持ちを唄で伝えたいなぁと思い作りました。本当にシンプルなアレンジでしっかり歌の伝わるものにしました。
(杉本雄治)

春に上京した時に書きました。
僕は過去というものに対して苦手なところがありました。悲しい過去は思い出すと悲しくなり、楽しい過去もそこに戻れないということで寂しくなります。
ですがこの歌では、そんな過去もしっかりとカバンに詰めて歩き出そうという、前向きな歌詞を書くことができました。
(河邉徹)

5.BLUE(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

エレクトロ、アンビエントミュージックを良く聴いていた時に作った曲です。
電子音の無機質な音と切ないメロディのバランスをより考えて、バンドアレンジをしていきました。
無感情なサウンドからどんどん溢れてくる感情をうまくサウンドで表現できたのではないかと思います。
(杉本雄治)

僕は絵を描くのが苦手なんですが、言葉で絵を書けたらなぁというところから書きました。
そうやって書いていくうちに、自分の書きたかった世界や言葉がぎゅっと詰まった歌になりました。
(河邉徹)

6.管制塔(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

ギターロックのような音圧感がありつつメロディの強さもしっかり伝わる曲、そしてライヴで盛り上がれる曲をイメージして作りました。
音にも勢いをしっかり詰められ、力強さと繊細さを両方表現できたのではないかと思います。
(杉本雄治)

曲調やサウンドに勢いがあるので、それの邪魔にならない歌詞になればと思って書きました。
メロディを聴いた時に管制塔や夜空が浮かんだのでそれを言葉にしました。
(河邉徹)

7.She〜キミが最初でよかった〜(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

WEAVERにとって初めてのバラード。
今まで愛の唄をそのままバラードで伝える事に抵抗があったけど、今回このアルバムを作る中で「愛」をいっそう伝えられる曲が欲しくて考えている時にこの曲ができました。
(杉本雄治)

一番最初に愛した人というのは、人生において大きいものなんじゃないかなと思います。
その人からもらったものや、その人自身に対する感謝の気持ちを書きました。
(河邉徹)

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