「新世界創造記・前編」全曲解説 text by WEAVER

「新世界創造記・前編」

2010.8.25 Release

<初回盤>AZCS-1007 ¥1,680(tax in)
<通常盤>AZCS-1008 ¥1,680(tax in)

【初回プレス分特典】
◎Bonus Track:『 Hard to say I love you ~言い出せなくて~(Sing & Play Piano Version) 』
◎豪華アートジャケットパッケージ仕様
◎「新世界創造記・後編」収録曲より着うた®「愛のカタチ」プレゼント!
◎WEAVER Second TOUR 2010「新世界創造記」ツアーチケット受付先行パスワード封入

1.心の中まで(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

サウンドでもメロディでもこれから新しい何かが始まるかのような希望を感じられる曲をイメージしました。
静から動への躍動感や、3ピースだからこそ伝わるひとつひとつの音の力強さを音に込めました。
(杉本雄治)

心がどこにあるか、どんな形のものなのかわからないのに、僕らは「心の中」という言葉を使うのが不思議だなと思ったところから書き始めました。
ただ側にいるだけで、その心がいっぱいになって溢れてくる気持ちを素直に書きました。
(河邉徹)

2.Hard to say I love you〜言い出せなくて〜(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

伝えたいのに素直になれないもどかしくも切なく、少しの痛みを伴う思いを緊迫感のあるメロディやビートで表しました。今回のアルバムでもWEAVERにとって新しいサウンドに踏み出すきっかけになった曲です。
(杉本雄治)

ドラマの主題歌にも選んでいただいたということで、ドラマの登場人物達の心の動きも意識しつつ書きました。
誰もが持っている、素直になれない時のもどかしい気持ちとはどんなものだろうと考えて書きました。
(河邉徹)

3.僕らの永遠〜何度生まれ変わっても、手を繋ぎたいだけの愛だから〜(作曲 奥野翔太 / 作詞 河邉徹)

この曲を聴いただけで優しい気持ちになれる、心が救われる、そんなメロディを作りたいと思って作った曲です。3人が演奏している姿、杉本が歌っている姿を思い描きながら作ったので、WEAVERの曲として自信を持って聴いてもらえる曲に仕上がったと思います。
(奥野翔太)

自分に自信のない僕だけれど、「君が好き」という気持ちだけは誰にも負けない、という真っ直ぐな気持ちを書こうと思いました。永遠を願う気持ちというのはきっと誰にでもあって、叶わないということも誰もが知っていることだと思います。僕は、それでも願う力というのは素晴らしいものなんじゃないかなと思います。
(河邉徹)

4.やさしい詩(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

春のような暖かく清々しい情景とそれにフィットするようなちょっとセンチメンタルだけどピュアな気持ちになれるようなメロディを作りました。 2年ほど前に出来た曲でメロディを聴くと今よりも若く純粋で懐かしい感じがします。
(杉本雄治)

2010年6月に行われた東名阪ツアーの間に書いた歌詞です。
僕はその時の楽しかった空気をずっと忘れないようにしようと思ったのですが、僕らはそんな忘れたくないこともいつかは忘れてしまうかもしれません。しかし、もしいつか忘れてしまっても、また同じように楽しい思い出と出会えたらなという願いを込めて書きました。
(河邉徹)

5.君と僕のテーマソング(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

音楽以外で自分の気持ちを表現するのが苦手な小さな人が、路上で自分の存在に気づいてほしいという思いで歌うような曲をイメージしました。
全体的に語りかけるようなメロディで今回の曲の中でもより歌を引き立たせるサウンドの曲になったと思います。
(杉本雄治)

辛いこともたくさんある日々の中で、僕は今の自分とは違う自分に変わりたいと思ったことがありました。自分がそんな風に悩んでいた時に、他の人になんと言われたかったかを考えて書きました。
きっと、色んな悩みを抱えているのは自分だけじゃなくて、ただそれを知るだけで救われることはたくさんあると思います。
一人じゃないということを伝えたい歌です。
(河邉徹)

6.つよがりバンビ(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

ブルースのような歌や音に良い意味で想いを込めすぎず純粋に音楽を楽しみ自由に演奏できる曲をイメージして作りました。アレンジ面で特に計算し過ぎずアドリブのような自由な気持ちで楽器を遊べた曲になったと思います。
(杉本雄治)

様々な場面で、強がってしまう経験がある人は多いと思いますが、そんな弱いところも、みんなで認め合えていけば、この世界はとても優しい世界になれるんじゃないかと思って書きました。
そして、メロディを聴いた時に浮かんだ、大好きな鹿を登場させました。
(河邉徹)

7.ティンカーベル(作曲 杉本雄治 / 作詞 河邉徹)

ポップだけど洋楽のような音の深み、奥行き感を意識して作りました。
すごくシンプルなアレンジだけど深みのある音像で不思議な世界を感じれる曲になったのではないかと思います。
(杉本雄治)

聴いてくださった人に夢の世界を見せることができたらな、と思いました。
そして今立っている現実の世界で生きることに、少しでも背中を押すことができればと思いました。
(河邉徹)

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