元々アルバムの一曲目としてイメージして作っていましたが、イントロのリフが力強く、このまま歌を入れずに2012年に培ってきた三つの楽器の音だけで広げていけるインストを作れば面白いんじゃないかという考えから作っていきました。
みんなでスタジオでセッションしてできた曲です。
2012年のライブハウスツアーが終わって最初にできた曲です。無理矢理変拍子などで特異性を狙うのではなく、その拍子でなければ表現出来ないという必然性を追求してリズムを構築していきました。
大きなステージで照明を浴びて輝くアーティストを観て、自分たちもそうなりたいという想いを込めて歌詞を書きました。
哀愁感のあるAメロのコード感からインスピレーションを受け、ゴスペルを感じさせるような何重にも重ね録りしたコーラスを取り入れてみました。
あたたかい音になるように意識してレコーディングしました。
歌詞は、幸せの象徴である青い鳥に、本当は誰かを幸せにする力などなかったのなら彼はどんなことを考えただろう、という想いで書きました。
当初は楽器を増やして広げていく以前よくやっていた手法で作っていましたが、この曲の「Handmade」における立ち位置を明確にするため、レコーディングする前に改めて音のイメージをみんなで話し合って取り組んだ曲でした。
ドラムにたっぷりミュートをして、演奏中も最後まで一つの空気感を保つことを意識しました。
アルバムの中で一番最後に出来た曲です。今回のアルバムを作るにあたって王道的なメッセージソングを作ることに少し抵抗がありました。しかし、三人で色々新しい事に挑み、試行錯誤しながらも最後まで覚悟を持って曲を作りあげることができた結果、改めてこうした曲を世の中に出す決意をもつ事が出来ました。
その曲全てを物語れるスケール感のある強いリフを作りたくて時間をかけて考えました。