WEAVER

  • Handmade
  • 1.Performance

    1. Performance

    No lyrics.
    This song is instrumental.

    元々アルバムの一曲目としてイメージして作っていましたが、イントロのリフが力強く、このまま歌を入れずに2012年に培ってきた三つの楽器の音だけで広げていけるインストを作れば面白いんじゃないかという考えから作っていきました。
    みんなでスタジオでセッションしてできた曲です。

  • 2.Shall we dance

    2.Shall we dance 作詞:河邉徹 作曲:奥野翔太 編曲:WEAVER

    こんな夜は

    Shall we dance
    手を引こう 光へとエスコート
    全てを忘れて この今だけを愛して

    Shout for joy
    涙はそこにあって優しさ
    行き先など知らなくていい
    君は心に従え

    世界を染めた闇でさえ

    この曲は結果的にアルバムの中で一番時間をかけてアレンジした曲になりました。
    裏でなっているループの音はベースの音です。リズムの持って行き方やブレイクやコーラスで、三人の音を中心にどうやったら曲がドラマティックに、なおかつスムーズに流れていけるのかを考えました。
    歌詞に関しては、特にライブで伝えたい言葉をのせていきました。

  • 3.風の船 ~Bug’s ship~

    3.風の船 ~Bug's ship~ 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    見てみろよ広がるこの景色
    人がアメ玉のようだ
    新しい希望に満ちた空
    なのに少しだけ不安が


    「それじゃあここで」みんな降りていく
    「もう少し行くよ」僕は手を振る
    思い出せなくなった
    僕はどこへ行きたかった?

    ラテン的なリズム要素などを取り入れ、今までにないリズムパターンでドラマティックに展開できる曲を目指して作っていきました。
    複雑なリズムが多く、レコーディング数日前まで全然違う位置にキックとベースがあることに気づかずにいたりなど、あるべき音の位置を考えるのに苦労しました。

  • 4.Reach out

    4.Reach out 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    「ここからが始まり!」

    太陽の光が 僕にも届くなら
    まだ遠くはない

    駆けていく背中を
    追いかけて今はもっと
    未来へ Reach out!

    2012年のライブハウスツアーが終わって最初にできた曲です。無理矢理変拍子などで特異性を狙うのではなく、その拍子でなければ表現出来ないという必然性を追求してリズムを構築していきました。
    大きなステージで照明を浴びて輝くアーティストを観て、自分たちもそうなりたいという想いを込めて歌詞を書きました。

  • 5.blue bird

    5. blue bird 作詞:河邉徹 作曲:奥野翔太 編曲:WEAVER

    虹の空に一羽の小鳥は飛んだ
    時の中で自由の羽を持って
    この世界で誰もが欲しがるような
    幸せの形を探して飛んだ

    哀愁感のあるAメロのコード感からインスピレーションを受け、ゴスペルを感じさせるような何重にも重ね録りしたコーラスを取り入れてみました。
    あたたかい音になるように意識してレコーディングしました。
    歌詞は、幸せの象徴である青い鳥に、本当は誰かを幸せにする力などなかったのなら彼はどんなことを考えただろう、という想いで書きました。

  • 6.アーティスト

    6.アーティスト 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    誰もそこにいないが

    これが孤独!
    二十数年かけてみつけたもの、形もない
    何も知らず頷きながら
    君が笑う今日がただ優しくて

    エモギターロックで良く使われるコードリフを元にイントロから組み立てていきました。いかにエモーショナルな楽曲になるかを考え、何度も曲構成を組み直しました。
    勢いのある音像の中で、今まで怖くてできなかった真っ直ぐな言葉にしました。
    サビのメロディーに隙間があるので、レコーディングエンジニアの方にアドバイスを頂いて、メロディーとうまく絡み合うバックコーラスを考えました。

  • 7.君がいた夏の空

    7.君がいた夏の空 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    半年が過ぎてまだ
    悴んだ指が求めてる

    君がいた夏の空
    どこまでだって行ける気がしてた
    同じ風に抱かれ 笑ってた遠い景色

    一つだけごまかした
    言葉が僕を今も締め付ける
    心だけ動かないで
    あの日のままずっと君を
    探してるよ

    前作「ジュビレーション」の制作過程で出来ていた曲でしたが、メロディーが三人の中に強く残っていたのでこのアルバムに入れようと決めました。
    当初あったものからサビの構成を減らしたり、前奏を緊張感のあるリフっぽいものに変えたりして、メリハリを出していきました。

  • 8.ふたりは雪のように

    8.ふたりは雪のように 作詞:河邉徹 作曲:奥野翔太 編曲:WEAVER

    舞い降りてく

    終わらない恋を探してた
    あの日の冬の街角は
    永遠のない未来を知る度
    涙をこぼしてたけど

    変わらない今を探すより
    変わりゆく君を見ていたい
    今年の雪が溶けたら
    どんな目で僕を見てるの?

    当初は楽器を増やして広げていく以前よくやっていた手法で作っていましたが、この曲の「Handmade」における立ち位置を明確にするため、レコーディングする前に改めて音のイメージをみんなで話し合って取り組んだ曲でした。
    ドラムにたっぷりミュートをして、演奏中も最後まで一つの空気感を保つことを意識しました。

  • 9.偽善者の声

    9.偽善者の声 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    性格なんて直せやしないのに

    もう誰かの幸せ願って
    生きている自分は偽物だ
    さらけ出せる心もない僕は
    からっぽだ

    ねぇホントはあいつが嫌いだ
    でも嫌いな自分も嫌いだ
    正しい答えを探したって
    苦しいよ

    レコーディングより先にライブで何度かやっていたということもあり、他の曲よりも解放感のある気持ちで演奏できました。
    アルバムの中で1番早く出来た曲で、「Reach out」と同じくメロディーに対して必要最小限の拍子を追求した結果、必然的に変則的な曲構成になっていきました。

  • 10.Free will

    10.Free will 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    雨に打たれ群衆は
    悲しみに触れ
    声を合わす

    止まない叫び声
    「人のもとへ 本当の自由を」
    魂の叫びに
    気付いたのか意志を持つ者よ
    運命(さだめ)のない時を
    選ぶならば委ねよう
    この世界の未来はあなたの心に

    邦楽にはない曲のスケール感、音像を目指し、それぞれの楽器をばらばらに録りサンプリングして組み立てていきました。
    みんなでコーラスや足踏みをするなど、色んなアイデアが詰め込まれた曲です。
    歌詞は、<自由意志>という哲学の言葉をもとにイメージした世界を言葉にしました。

  • 11.The sun and clouds

    11.The sun and clouds 作詞:河邉徹 作曲:杉本雄治 編曲:WEAVER

    伝えたい思いは
    言葉にしたってこぼれていくよ

    世界中に咲いた 花をこの胸に集めたら
    あなたに届けたい気持ちに少しは足りるかな
    切り取った思い出は今も胸の奥で
    綴られた絵日記のように
    重なっていく

    アルバムの中で一番最後に出来た曲です。今回のアルバムを作るにあたって王道的なメッセージソングを作ることに少し抵抗がありました。しかし、三人で色々新しい事に挑み、試行錯誤しながらも最後まで覚悟を持って曲を作りあげることができた結果、改めてこうした曲を世の中に出す決意をもつ事が出来ました。
    その曲全てを物語れるスケール感のある強いリフを作りたくて時間をかけて考えました。